アラサー女子社会人が民間企業から公務員転職に挑戦した記録

アラサーに突入後、民間企業から公務員への転職に挑戦した結果、最終合格しました。その記録です。

アラサー社会人からの公務員転職にあたり、最初に私が選んだ筆記試験の科目4つ

先の記事で社会人での公務員転職に必要なのは筆記試験対策だと述べました。
これは本当にとても重要です。

大型書店等に置いてある公務員受験対策本を読んで頂けるとよく分かると思うのですが、筆記試験対策といっても科目数がとても多くあり、何から手を付けてよいのか分からない・・・ということも多いです。

そこで、2011年ごろから筆記試験対策を徐々に進めていった私がどの科目から始めるのが効率的かまとめました。



数的処理

どの自治体を受験するにしても避けて通ることができない最重要科目です。
現在民間企業で働いている皆さんは就職活動の際、SPIテストを受験したことがあると思います。
SPIテストに出てくる問題と似たような問題もありますが、私が勉強した感覚では、数的処理は数的処理専用の勉強をする必要があります。
問題の解き方を覚えていくことで正答できる問題数を増やしていくことが重要なので、私は筆記試験対策をはじめてから勉強できる日には必ず1問以上問題を解くようにしていました。
そのかいあってか難しい問題以外の正答率を高めることに成功しました。
試験対策には畑中敦子さんの参考書を利用しました。

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判断推理

この科目もどの自治体でも必ずといっていいほど出題されています。
数的処理と並びとても重要な科目です。
個人的には数的処理よりも判断推理の方が苦手でした。
なぜかというと計算で答えが出せない問題があるんですよね。
まさに「判断して推理する」問題です。
こちらも問題の傾向ごとに解き方がありますので基本的には解答方法を覚えていくしかありません。
出題パターンは似ているものが多いので、解答方法の暗記である程度の正答率に持っていくことが可能です。

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資料解釈

資料を読みといて選択肢から正答を選ぶ問題です。
筆記試験の問題数と比較して出題数はそれほど多くありませんが、しっかり読めば誰でも解答できる問題のため、いかに早く正答を導き出すかが重要になります。
そのためには参考書で解き方を学ぶのが有効です。
時間をかけて計算すれば解けないこともないのですが、筆記試験ではいかに問題を早く解いていくかも重要です。
私は中学生・高校生のときからテストの解答はとても速いほうでしたが、それでも公務員の筆記試験は時間ぎりぎりになってしまうことが多かったです。
それだけスピード勝負なので参考書で速い解答方法を身に着けることが受験対策としてとても有効です。

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社会事情・時事問題

普段から新聞やニュースによく触れている方なら問題ありませんが、私には別途対策が必要な分野でした。
世界中の時事問題について出題される可能性があるため、対策には「新聞ダイジェスト」という雑誌を利用していたのですが、残念ながら2017年に休刊してしまったようです。
他によい対策本がみつかれば、また紹介したいと思います。


この4つは民法など小難しい分野とも違い、とっつきやすい科目であるとも言えます。
法学部卒などであればまた違うのかもしませんが、私にとって重要かつ取り組みやすかった4つの科目の紹介でした。