アラサー女子社会人が民間企業から公務員転職に挑戦した記録

アラサーに突入後、民間企業から公務員への転職に挑戦した結果、最終合格しました。その記録です。

社会人から公務員転職試験を経験して分かったメリット3つ

公務員試験を受験しようと考える方の中には色々な背景を持つ方がいると思います。
現役大学生のころから予備校に通い、公務員一本で就職活動を進める方。
既卒で就職経験がなく公務員受験をする方。
新卒で民間企業に勤務したものの、すっぱり辞めて公務員試験にまい進する方。
公務員を目指す方の中でも、わたしは社会人として勤務しながら公務員試験を受験することを決め、実行しました。

勉強時間を十分にとれないことに対する不満や仕事を辞めた方がいいのだろうかという葛藤もありましたが、仕事を続けながら受験したからこそ実感したメリットもあります。




筆記試験対策の効率があがる

社会人として働きながらの受験はとにかく時間がありません。
そのため、筆記試験対策は効率的にならざるを得ません。
そうでないとその他の受験者と対等に渡り合うことができません。
公務員試験では多くの科目を勉強する必要がありますが、すべての科目に同じパワーをかけて勉強していてはいくら時間があっても足りません。
勉強時間の配分を戦略的に構築しましょう。
わたしは東京都(新方式)と特別区(経験者採用)の受験を検討していたため、どちらを受験するにしても必ず必要になる科目から勉強をスタートすることに決めました。
そして毎日30分でもいいので問題に触れることを目標としました。

mounim3.hatenablog.jp

得意科目を作ることで自分の勉強スタイルに自信を持つことにもつながります。


転職理由、志望動機を考えやすい

社会人として働いていると社会に対する問題点が見えてくると思います。
例えば、不動産業であれば都市開発に関する課題がみえてくるかもしれませんし、流通小売業であれば地域の景気に敏感になることができます。
どんな仕事であっても社会とつながっていることにより行政につながる課題を見つけることは可能なのです。
そして、「その課題を解決したい」という志望動機を語ることで、それは自分の経験に基づいたあなたオリジナルの意見となります。
自分の経験から語られる志望動機ほど面接官の心に響くものはありません。
社会人経験があるからこそ、また現職で働いているからこそ、熱意のある面接を実施できると思います。


面接で緊張しない

あなたの勤めている会社は若い会社でしょうか?
それとも伝統のある会社でしょうか?
わたしが勤務している企業はどちらかといえば歴史ある企業であるため、周りには年配の方も多くいます。
社会人になってから感じるのは自分と違う年齢層の方と話したり一緒に仕事をする機会が多くなったなぁということです。
公務員試験の面接官は40から50代の方が多かった印象です。
仕事上、そういった年代の方々と多く接していたことで面接官とのやり取りは一切緊張せずに実施することができました。
大学生のころは面接で大人と話すことだけで緊張していたのでこれはとても大きな変化です。

社会人であることのメリットを享受しよう

公務員への転職を検討すると「今の仕事を辞めた方がいいのだろうか」と悩むこともあると思います。
公務員試験は筆記試験対策からはじまり、たくさんの時間をかけて合格に向かって頑張っていく方が多いでしょう。
公務員試験対策は孤独です。
仕事を続ける自信がなくなったり、他の人と比較して落ち込んだり。
そんな時、社会人として仕事を続けているからこそのメリットもあることを思い出してみてください。